本物の朗読がここにある。作品を原作のままに読む。省略することなく、脚色することなく、一文字も違えることなく 作者の文体に寄り添って読む。書かれた文章を正確に読む。美しい日本語の基本である。文章を正しく読むことで作品の息遣いが浮かび上がり、作者の描きたかった世界が起ちあがってくる。白坂道子の本物の朗読である。 名作だからこそ本物の朗読で味わいたい。珠玉の朗読CDシリーズ誕生!
名作CDブック『野菊の墓』
2013年『野菊の墓』の作者伊藤左千夫は没後100年を迎えた。それに先駆けて2010年に白坂道子さんによる『野菊の墓』の全文朗読会が名作の舞台(松戸市下矢切)で催された。其のすべてを収録したCD2枚組。原作の息遣いのまま現代仮名遣いに改めたテキスト、さらに作品の舞台と朗読会を紹介したDVD付。100年読み継がれた名作を100年後にも伝えたい朗読でCD化。聴く者を釘ずけにする朗読CDである。
名作CDブック『接吻・盆土産・おぼしめし・よなき』
作:三浦哲朗
朗読:白坂道子